第4回世界弓道大会 日本武道学会弓道専門分科会特別企画
弓道具としての「和弓」を通じた弓道文化の探求
(開催報告)
弓道専門分科会では、令和6年2月29日(木)に開催された第4回世界弓道大会(愛知県・名古屋市)にあわせて特別企画を開催しました。
「弓道具としての「和弓」を通じた弓道文化の探求」と題して、第一部(午前)は最新の学術研究の動向も踏まえながら、和弓に関する学術セミナーをシンポジウム形式で開催しました。第二部(午後)では、弓師による弓打ち実演を交えながら、和弓の構造について、実際の材料・用具などに触れながら理解する機会を提供しました。
当日は、多数の日本人及び外国人弓道家が来場したほか、国際弓道連盟名誉総裁にご就任されている高円宮妃久子殿下がお成りになり、日本武道学会の概要説明、本企画の趣旨をお聞きになった後、弓師・横山黎明氏による弓打ちの技をご覧になられました。
本企画に来場くださった方々並びに後援を頂きました国際弓道連盟、全日本弓道連盟、そして会場の手配等でご尽力いたただきました愛知県弓道連盟の皆様に、弓道専門分科会役員一同、心より感謝申し上げます。
(下記掲載写真は全て公益財団法人日本武道館様よりご提供いただきました。)
企画の内容
http://www.budo.ac/kyudo/specialevent.html
講演発表資料
黒須憲(2024)日本の弓の伝統とその性格ー木弓長弓の理由ー
五賀友継(2024)弓道研究の現状
写真1.高円宮妃久子殿下をお迎えして
写真2.大保木輝雄 日本武道学会会長(国際武道大学教授、埼玉大学名誉教授)による挨拶及び日本武道学会の活動紹介
写真3.五賀友継 弓道専門分科会代表(国際武道大学特任助教)による「弓道研究の現状」
写真4.黒須憲 弓道専門分科会会員(東北学院大学教授)による「日本の弓の伝統とその性格ー木弓長弓の理由ー」
写真5.会場の様子
写真6.横山黎明氏による弓打ち実演